結膜が充血して炎症を起こす病気です。目の痛み・かゆみ、目やにが出る、まぶたが腫れる、目がゴロゴロするなどの症状が現れます。大きく分けてアレルギー性とウイルス性があり、ウイルス性は感染します。視力を侵す場合もあるため、早めに治療を受けてください。
まぶたにあるマイボーム腺の出口がつまって炎症を起こし、腫瘤ができる病気です。麦粒腫(ものもらい)と異なり、細菌感染はありません。通常は痛みがありませんが、炎症を起こすと痛みを伴います。腫瘤が大きい場合はステロイド薬を注射したり、手術で摘出したりする必要があります。
目の中でレンズのような役割をしている水晶体が濁り、視界がかすんでくる病気です。一番多い原因は加齢です。一度濁った水晶体を元に戻すことはできないので、手術で眼内レンズを挿入する方法が一般的です。放置すると視力低下が進行していきますので、早めに治療を受けましょう。
目から入ってきた情報を脳に伝える視神経という器官に障害が起こり、視界が狭くなる病気です。一度喪失した視野は回復させることが困難なため、放置すると失明に及びます。病気の進行が緩やかなので自覚症状がなく、発見が遅れることが多いので、早期発見・早期治療が望まれます。
目の内部を満たしている硝子体が混濁することにより、糸くずや黒い点、薄い雲のようなものが視界に現れ動き回るように見える症状です。ほとんどが加齢に伴う生理的なものですが、網膜剥離など重大な病気の一症状であることもあるので、一度受診することをお勧めします。